映画の日

今日は午後が休講だったので、失効してしばらく経っていたギンレイシネパスを再発行しに行きました。神楽坂の不二家でペコちゃん焼き、向かいのスターバックスでコーヒーを買って準備万全で乗り込んだけれど、今日は2本ともフツウで、傑作とはめぐりあえず…。

期待していた「再会の街で」は、アダム・サンドラーのシリアスな演技が意外にはまっていて彼の独白シーンは本当に涙を誘うのですが、9.11を題材に据える必要性がほぼないような気がしました。扱いづらいテーマを取ってつけたような違和感が残ります。アメリカ人にとって9.11が実際にどれだけの重みをもつかなんてことは想像しても分からないことだけど。「まずは、近くの人に話すことから傷を癒そう」っていうメッセージもなんとなく腹立たしい。傷を受け入れられる人間が周りにいるって、ほんとうに恵まれたことなのに。あ、スプリングスティーンに学生時代を回顧するあたりはなんとなく今の自分たちに重ねてしまって胸がキュンと切なくなります。私の過ごしている今も、いつか過去となって、懐かしむ対象になるんだろうなと。ああ、なんだかお馬鹿で爽快な青春映画が見たい気分、ドン・チードルつながりで、「ブギーナイツ」のような。

さていまから、残った牛すじを煮込みます!今度は酒とみりんとしょうゆで、大根やゆで卵も一緒に。ごはんがすすみそう。