韓国映画日和。

気になっていた韓国映画二本立て@早稲田松竹

  • ブレス

キム・ギドク監督の作風って、私あんまり好きじゃないかも。デビッド・リンチみたいな映像の遊びが好きな人には楽しめるんでしょうね、きっと。

傑作「オアシス」の監督の最新作ってことでロードショー中から気にしてはいたんですが、今回やっと見れました。で、これはもう個人的に久々のヒットでした。142分もあったなんて後から気づいてびっくりしたくらい。キリスト教の皮肉り方が小気味良いんだけども完全に救いがもたらされないわけではなく、「神」の突き放し方のバランスが巧い!チャン・ドヨンのキレまくりの演技もすばらしいし、脇役もみんな効いてる。いいもん見た!って気分にさせてもらいました。オススメです。