普通にかっこいいイーサンなんて…!
- 痛いほどきみが好きなのに
イーサン・ホークの自伝的小説を自身の監督により映画化したもの。Before SunriseとBefore Sunsetで共演したジュリー・デルピーのほうも、同時期にパリを舞台にした恋愛映画を監督していたようですね…(はげしくつまんなそry)。
この映画、原題(=The hottest state)を見るまで気づかなかったのですが、去年受けていた知財関連の授業でゲスト講師として来られた方の会社が単独で製作会社とファイナンス契約をむすんで、制作費をすべて出資したといういわくつきの作品。公開されたら見よう!と思ってたのに、ここまでタイトルを変えられちゃうと気づきようもありませんです。
内容は、男も女も、誰もが20才前後のころの自分の恋愛の思い出を主人公たちに重ねてしまうであろう、幼稚で激しいラブストーリーでした。最終的には成長物語に落ち着いていますが、現実はここまで折り合いがうまくいかないぜ。。(現に私も、その幼稚に始まった恋愛をこじりにこじらせたあげく最低の終わらせかたをしてしまったところなので、いろいろと思うところがありました。)主人公の父親役としてイーサン本人が出演しているのですが、ちょっと草臥れて渋くなってて、イーサンの一番の魅力であるところの「情けな感」がなくなっていて寂しかったです。普通にかっこいいおじさんだった。。
それにしても三軒茶屋中央はいい劇場だなぁ。もう、建物に入った瞬間のニオイからして、「映画見に来たぜ!」という気持ちにさせる(大阪の千日前国際シネマも同じニオイがします。さらに昭和のセレブ感が堪らない…)。東京には古い名画座がわりと残っているけど、これからもぜひとも健闘してほしい劇場のひとつです。
通ぶれるカフェ
神楽坂 カド
この一ヶ月、旅行中に知り合った外人が日本に旅行に来たり、地元の友人のバンドがツアーで東京に来たり、職探し中の友達が泊まりに来たり、母が様子を見に遊びに来たりと、来訪者づいていました。いかにも観光地めいた人気スポットには興味ないという我侭極まりない彼らを連れて行くと結構喜ばれたのが神楽坂のこのカフェです。知らなければ通りすぎてしまいそうなくらいに町並みに溶け込んだ古民家を改造したお店で、座布団にちゃぶ台でご飯を食べます。ランチは特別おいしいってわけではないですが1,000円でちゃんとしたセットが出ます。おばあちゃん家に里帰りしたような感覚になれます。目立つ店ではないので、いかにも東京通ぶることができて、おすすめです。(ま、ネットで見つけたんですがね。。)
ここは見た映画のタイトルを無造作に書き散らすためのブログではない、決して
- JUNO
このボーイフレンドの魅力がどのへんにあるのかさっぱり分からなかったけど、10代の恋愛ってそういうものだった。パンクとスプラッタムービー好きのジュノが、趣味を語りながら養父と心を通わせていくシーンがいい。